北海道長城会は、中国との貿易活動を促進することを目的とする企業団体。
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イベント情報

ビジネスマッチングin瀋陽開催

2009年9月14日

瀋陽ビジネスマッチング集合写真

瀋陽ビジネスマッチングの様子

瀋陽の博覧会で来場者の目を引いた道産品
 去る9月11日~14日、瀋陽工業展覧会場において、第三回東北アジア(瀋陽)輸入商品博覧会が開催されました。24カ国から、国内外800ブースが設営され、そのうち200ブースが海外(日本、韓国、インド、台湾、北朝鮮等々)からの出展。その中で札幌商工会議所、さっぽろ産業振興財団、(株)北海道銀行による共同展示として、180㎡の大型ブースに装飾された「北海道札幌展区」には、道内企業11社が出展。来場者の目を引き連日多くの入場客で賑わいました。
 瀋陽は、重厚長大型の「老工業地帯」からの脱却が、中央政府の号令の下叫ばれ、その改革が急ピッチ。消費意欲の旺盛さと消費志向の変化、少しぐらい高くても「良い」商品は手にしたいという向上心から来る中国市場の可能性を、私も会場で体感することができました。参加された企業からも、「中国市場の可能性を感じた」との声が多数寄せられました。

関心高い中国側、道内企業も商談に熱
 博覧会の前日にホテルで行われた個別商談会では、道内企業11社に対し、約80件の商談が行われるなど、中国側の関心の高さを窺わせました。道内企業の中国進出にかける意欲の高さも、中国側の関心の高さに負けていません。その日の夜に、中国側企業と個別に商談を交わす企業もみられました。翌日からの博覧会会場では、サンプル提示・試食コーナーに人だかりの山。特に、水産加工品の試食では、「その場ですぐにでも購入したい」との一般来場者の姿が多数見受けられました。

依然ネームバリュー高い「北海道」
 昨年の洞爺湖サミットや映画「非誠勿擾」(道東を舞台)に代表される様に、中国国内における「北海道ブーム」は映画上映後1年近く経った今でも色あせることなく健在です。「北海道札幌展区」内の観光ブースでは、北海道に関するパンフレットが瞬く間になくなり、「この商品はどこで売っているのか」、「いつになったら買えるのか」等の質問が多く寄せられました。
 博覧会に限らず、瀋陽市内大手日系百貨店では、「北海道産の牛乳はいつ輸入されるのか」との問い合わせが続いているそうです。また、中国系の食品店でも、「北海道涼面(麺)」や「北海道ミルク味のパン」といった商品名の食べ物(中国製品)が販売されるなど、「北海道」のネームバリューが中国国民の消費促進に貢献している現実があります。

中国進出には検討課題も
 その一方、中国市場進出に関する今後の検討課題もあります。例えば、食品加工品を中国に輸入するために必要とされる専門ノウハウを道内企業がどう身につけていくか、日本国内と比べ2~3倍近くに跳ね上がる小売価格をどう調整していくか、などです。
 当事務所では、「中国市場の可能性」を道内企業の皆様と一緒に模索し、本分野におけるビジネスチャンスを提供して行きたいと考えています。

 瀋陽駐在員事務所 渋川隆彦